文献紹介6:脱細胞化ほうれん草: 培養肉用の食べられる足場

脱細胞化ほうれん草: 培養肉用の食べられる足場

 アメリカのボストン大学、Glenn R. Gaudette 先生等の論文で、脱細胞化ほうれん草の培養肉の足場としての有効性を、”生存能力・分化能力・初代ウシ衛星細胞の配向性”の3つの観点から検証しています。脱細胞化ほうれん草の表面上で、初代ウシ衛星細胞が長期に渡って生存できることを示すとともに、実用化に向けての課題を挙げています。(R.K)

Jordan D. Jones, Alex S. Rebello, Glenn R. Gaudette.
Decellularized spinach: An edible scaffold for laboratory-grown meat.
Food Bioscience,Volume 41, 2021,100986, ISSN 2212-4292,