将来的に起こりうる食料危機や環境問題に対する懸念から、細胞培養および組織工学技術を応用した家畜に頼らない新しい食料生産技術の開発が近年注目されています。
本研究会は持続可能な食料生産を実現する新しいコンセプトを日本から発信しようとするアカデミアおよび企業の研究開発者が集まって2019年6月に発足いたしました。コロナ禍において定期的に議論を重ねる場を設けることができなくなっておりましたが、まずはウェブ形式によって活動を再開すべく、この度下記の通り第3回培養食料研究会を開催いたしますので、ご案内申し上げます。
無料でご参加いただけますので、お気軽にお申込みいただければ幸いです。
第3回培養食料研究会
日時:
2021年4月26日 10:00~11:00
ZOOMによるオンライン開催
講演:
「培養肉のルール形成」 講師:多摩大学ルール形成研究所 福田峰之先生
概要:
培養技術を応用して食料を生産しようとする取り組みは社会が初めて直面するまったく新しい食文化を生み出すものであり、この食文化を社会に普及させていくためには、新しい技術の開発と同時に新しいルール形成も必須となってきます。
そのような背景から、多摩大学ルール形成戦略研究所は2020年1月に「細胞農業研究会」を創設し、培養食料のルールを形成すべく議論を進めてきました。そのなかで、培養肉の普及を実現するためのルール形成について有識者による提言案がある程度まとまってきていることから、本研究会でもその内容について共有することは非常に重要と考えております。
今回は、細胞農業研究会事務局長でもある福田峰之客員教授にご解説いただく機会を得ることができましたので、培養食料研究会のメンバーの方々にもご意見いただき議論を深めたいと考えております。
申込方法:
参加を希望される方は以下のURLから登録をお願いします。
後ほど招待URLをお送りいたしますので、時間になりましたらミーティングに参加ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdrAirB81EH09ZRDJrJI-RYnxuAuwG5PUE5q6hXlhRvACsi4A/viewform?embedded=true
申込期限:
4月22日(木)
お問い合わせ先:
培養食料研究会事務局